開園間近の保育園、外構工事が始まりました。

この保育園は、特別養護老人ホームを運営される介護事業者の事業所内保育所です。
敷地内の一角に位置しており、出入口は敷地内側にあります。
敷地内側に開き、道路側には閉じた計画をしています。
北側道路に面しており、道路から見ると既存施設の手前に建つことになります。
企画当初から【道路からの見え方】について、頻繁に話があがりました。
道路に面する部屋は、トイレや調理室、倉庫など。。
建物の裏側感が拭えません。
敷地も限られた中での計画ですから、各部屋の位置は変えられず、
建物フォルムで裏側感を強調しない様な計画としました。

T字路正面から見て、既存施設が隠れ無い様な形状と高さ、
また両者の存在をを消さない様、配慮しています。

特養の館銘板が隠れ無い様、慎重に計画しました。

勾配屋根には太陽光パネルを設置。
助成を受けた施設ですので売電が出来ません。
施設完結で、ほぼゼロエネルギーの施設です。
イニシャル・ランニングコストから計画しています。
既存施設との調和は、非常に大切です☆