保育環境を考える③~小規模保育の課題~|園舎の設計

最終更新: 8月5日


企業主導型保育事業等、保育所を増やす動きの中で、19人以下の小規模保育所が急増しています。当社でも園舎設計で6件のプロジェクトが進んでおりますが、うち4件は19人以下の小規模保育所です。

小規模保育が進められる動きは、子どもの成育環境からの見方では、集団の中で培われるものにどうしても不足してしまう部分があると、お話がありました。

小規模保育の殆どが0~2歳児保育ですが、中には5歳児まで受け入れている園もあります。

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ごっこ遊び、ルールのある遊び、けんか、共同で制作する、当番活動などの行動のため、

想像すること、伝えること、共感すること、役割意識をもつこと、達成感を感じること、、、

言葉で表現する力、自分を抑制する力、相手を理解する力

集団の中で、就学前に培われていく力が、同学年が3人程度になる小規模保育の環境は、知りうる環境が狭いことになる。

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現在、設計を進めている介護事業者さまの小規模保育所では、隣接する老人福祉施設の利用者が、訪問できるお迎えスペース(車いす対応)を計画しています。

子どもと高齢者の交流は、両者にとって良い影響があると、施主の強いご希望からです。

また、訪問させていただく園では、縦割り保育の時間を設けています。

2・3歳~5歳児が、グループで過ごす時間を設け、

下の子は、上の子が行う遊びに憧れ、マネをしたり、教えてもらったり、刺激を受ける。

上の子は、下の子に教え、自覚し我慢することや、思いやりをもって接することを覚えていくそうです。

一人っ子の多い子ども達には、とても良い影響を与えあっていると言います。

家族、地域、社会のつながりが、より大切になるこれからの保育環境。

今まで求められた園舎づくりより、多様性が求められています。

現在進むプロジェクトでも、理念・方針を有効に叶えられる設計で、ご協力していきたいと思います☆

#保育教育の環境づくり

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